島田：前から妹に付き纏っているストーカーが居て、警察とかにも行ったんですが、動いてもらえなくて...どうしても許せなくて！　けんっ！

辰巳：復讐か、驚いだな...同じだよ

島田：え？

辰巳：刑事がこんなこと言うのも可笑しな話だが、ここを出たら...人を...殺す！

黒髪の女：てっ...は...は...人殺しって...二人とも...？

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーオープニングーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

島田：奥さんが...殺された...！？

辰巳：ああ、刑事のサガって言うのかな、外側ばっかりに目が行っちまってな、守るって　約束したのに...

回想ing

島田：紗英のことは兄ちゃんが守るから！

島田：それで、復讐を...

辰巳：ああ、島田君は犯人を見つけたらどうする？

島田：ん...きっと　同じ思いを...いや、殺してしまうと思います！

辰巳：正直だな、確かに死んだほうがいい人間ってのは確実にいる！

黒髪の女：これが、死者の記憶？

デキム：通常、複雑な記憶が入交　とても難解です。記憶だけでは本心を捉えることなどできないのです。

島田：死んだほうがいい人間...

辰巳：ゴミみたいなやつらだ、捜査一課で扱う事件の多くは驚く程　残酷で卑劣だ！同じ人間とは　思えんない程に。刑事としてじゃない、ひとりの人間として言わせてもらう、君は　間違っていない！

島田：そっ...

黒髪の女：うん...お願い　やめさせて。

デキム：出来るだけ　心の闇を測せて、受け止める、そして裁定を下す、それが　裁定者なのです！

辰巳：ん！

島田：えい！うん！

辰巳：うえ！

島田：ぐっ　えええええええあああああ～！

回想ing

路人1：あん？

島田：ん！えい！

路人1：は...へ...へ...

島田：うん～！えあああああ！

路人1：こっ　ああ！

島田：えっ！　あああああああああ～～～～！

島田：んっ！　はあ...は...はあ....　はっ！

辰巳：どうした！　んっ！？　なんだ...それは...

島田：辰巳さん...僕...もう　殺したんです...これで...刺したんです！ただ...

回想ing

紗英：あいつら　死んでほしい

島田：ひとりじゃないのか！？

紗英：じーっと見てた...仲間だと思う

島田：は...

島田：まだ終わってない！もうひとりいるんです！

黒髪の女：心の闇...

ノーな：人間の最も原始的な感情って何かわかる？　恐怖よ！

黒髪の女：なんなの？

島田：えん！

辰巳：ぎゅっ！　うううううう～

島田：辰巳さん！

辰巳：ぐっ　は！あああ...

回想ing

路人2：勘弁してくれえ～！あああ～ああああああ～！