蛇喰夢子（じゃばみ　ゆめこ）

皇伊月（すめらぎ　いつき）

鈴井涼太（すずい　りょうた）

早乙女芽亜里（さおとめ　めあり）

皇伊月：蛇喰先輩、初めまして、私一年華組皇伊月と申します、以後お見知りおきを。

鈴井涼太：なっなんだい？いきなり...

皇伊月：先輩　話題になってますよ！なんても転校初日に早乙女先輩をぎったぎたにしたとか。実は　私もギャンブルには自信がありまして、比べて見るのも面白いかな～て！

蛇喰夢子：ええ、是非。

鈴井涼太：ちょっ　夢子！

皇伊月：そうこなくっちゃ！

男路人：ああ～まった豚だよ！

早乙女芽亜里：なんで私が...こんな...なんで？どうして...こんなことに...私が...私がなんで...

女路人：あ～ミケ！コーヒーこぼしちゃった、掃除しておいで～

早乙女芽亜里：ん！えん！

男路人：おい～大変だ！生徒会の皇伊月がギャンブルをやるぞ！

女路人：ええ！？相手は？

男路人：なんと、我らが蛇喰夢子！

男路人：まじか！？

女路人：え～どこどこ？

男路人：食堂だって！

皇伊月：でっ　ギャンブルの種類なんですけど　ダブル神経衰弱なんてどうですか？その名の通りデックを二つ使用するんです。普通の神経衰弱と数字が同じならあたりですが、これはマークも同じじゃないとあたりと認めません。つまり総カード倍の百四枚であたりはたっだの一組だけなんです。

蛇喰夢子：なるほど、面白いですね！是非やりましょう。

皇伊月：ＯＫ～　では、肝心の賭け金ですが　生徒会発行の百万円チップ二十枚　二千万でどうでしょう？

蛇喰夢子：あ...残念ですが、私の手元にはもうそんなにお金は残っていないのです、とても二千万なんて用意できません。

皇伊月：へえ～　見かけによらず金遣い荒いんですね、それとも借金でもあったとか～？

鈴井涼太：えっ！？ご...ごめん

皇伊月：でも心配ご無用、貸しますよ　二千万、無利子で。

鈴井涼太：え？　なっ　なんのメリットがあってそんなこと...